嘴(クチバシ)を切って欲しいという主訴でオカメインコが来院しました。

このことについては好くあることで、どうということはないのですが、カルテを取り始めて驚きました。

な、な、なんと昭和56年生まれのオスの29歳!!です。

長寿おかめ.jpg

 

ノーマルカラーのオカメインコのギーちゃんです。

羽根はだいぶ傷んでいるし、艶も無くなっています。

足はだいぶ前から握力が弱まり、時々止まり木から落ちるようですが、

食欲は柔らかいものならよく食べるそうです。

上嘴が長く伸びてしまい食べにくそうなので、少し短くカットしました。

 

それにしても29歳には驚きました。

一般的なオカメの知識として15歳生きればちゃんと生きたね、20歳なら随分長生きだね、という

見解を待っていました。

当院でもこんな長生きのオカメを一度も経験していません。

この10年程はケージの外に出すこともなく、静かに余生を過ごしているようです。

ちなみにオカメインコの寿命については以下のサイトに詳細がありました。

http://www.d1.dion.ne.jp/~shinroku/age.htm

 

換算では117歳~132歳にあたります。

なんでこんなに長生きできるのかは判りません。

飼主の0さんの飼育管理とギーちゃんとの距離感がよかったのかもしれません。

「天寿を全う」というのは、こういうことを云うんでしょうかね。