猫に咥えられ、助けられたキジバトのヒナを

当院で育ててきましたが、

http://www.yamada-ah.com/blog/2010/02/post-243.html#more

 

3月の末に無事放鳥しました。

すっかり人から餌を求めるようになっていたキジバトも

自分から置き餌を食べるようになって随分経ちました。

すっかり成鳥の体型になり、飛翔の為の翼も成長しました。

もう、放鳥の時期です。

 

 

 

放鳥03.jpg

 

天気の良い3月の末、

いつもの日光浴をしている2階のベランダで、

ケージの入り口を開けました。

 

放鳥02.jpg

 

しばらくは、ケージの中から出ようとはしませんでしたが、

30分程経って覗いたら

もうその姿はありませんでした。

病院の裏は神社や谷津山があります。

病院の駐車場にはいつもキジバトの為に餌を置いています。

餌には困らないと思います。

野鳥はいつか一羽で生きていく厳しいハードルを

乗り越えなければなりません。

 

この病院から巣立ったキジバトの数羽はこの餌場に食事に来ます。

その仲間に入れてもらえることを願うばかりです。