静岡県静岡市の動物病院、山田どうぶつ病院のブログ

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獣医療の最近のブログ記事

症例・・・M・ダックス オス 15歳  4.4kg  ミッキー

プロフィール・・・生後3ヶ月齢から当院で混合ワクチン、フィラリア予防を定期実施

          3歳8ヶ月齢時にてんかん発作初発。 断続的な抗てんかん剤内服

          5歳7カ月齢時から抗てんかん剤継続内服し、現在に至る

          6歳時 胸腰部椎間板ヘルニアで後躯不全麻痺・・・レーザー、内科治療により緩解

                その後もレーザー、サブリメントを継続。

口腔内腫瘍の発生

 H20.5月・・・左側下顎の歯肉部から腫瘤が発生し、急速に拡大してきた。

 

 

 

 

ぱんた01.jpg 

 

症例・・・モルモット メス 4歳4ヶ月齢  Bw 975g  パンタ

主訴・・・1ヶ月前に血尿と排尿時に鳴くということで、来院。

      レントゲン検査で尿道内の小さな結石陰影を確認。

     止血剤、抗生剤での内科治療で症状が治まっていたが、今日また血尿と排尿痛が

     見られた。

再度のレントゲン検査と皮膚にフケが見られたので、皮膚の鱗屑のスタンプ検査を実施した。

 

タカユキ1.jpg 

 

症例・・・フェレット(パスバレー) 4歳  去勢オス Bw1.26kg

主訴・・・脱毛が進んでいる 痒みあり 食欲元気あり

     頭部左眼内側に小さな腫瘤あり(3mm径) 腰部にも皮膚炎所見あり    

     副腎疾患の確認のためエコー検査希望

     腫瘤のFNA希望・・・肥満細胞腫?

 ❉ 飼い主のYさんはフェレットを多く飼育していて、フェレットの生態、病気について豊富な知識をもっています。 今回も副腎のエコー検査と腫瘤が肥満細胞腫では?と細胞検査を依頼されてきました。

    

     

症例・・・チンチラ 9歳 オス Bw 339g BCS2  ピー   室内で放し飼い

主訴・・・半年前から食欲が落ちている

     痩せてきた

     (以前はアルファルファをよく食べたが、半年前から食べなくなる)

     便の大きさがが最近小さくなった

ピー1.jpg

チンチラは臆病な動物で、保定を極端に嫌がることが一般的ですが、ピーは普段より抱きなれているようで、従順に保定させてくれました。

 

検査・・・レントゲン検査

症例・・・セキセイインコ  8週齢 オス 25.4g  ピースケ

プロフィール・・・子供の誕生日に、ペットショップから購入した4週齢のヒナを友人からプレゼントされ

          た。(小鳥を飼育するのは今回が初めてである。) 

          購入したペットショップから、3回/日だけ差し餌をやるように指示されたので、

          その通り与えていた。

          差し餌はふやかしたあわ玉と栄養粉末(ヒナフトール)。

          始め頃はまだ足りなそうな程食欲旺盛だったが、一週間前から食欲低下が見られ、

          昨日から、歩けなくなった。

          ペットショップに相談したら骨折かもしれないので、

          病院で診てもらうよう指示された。

     他院で診察を受け、栄養剤?を飲ませてもらい帰宅後、急に動かなくなった。

現症・・・脚麻痺があり、ひどく衰弱している。

処置・・・入院し、インキュベーター内で暖房、酸素吸入。強制給餌を予定。

     但し、落鳥(死亡)する可能性も十分あることを入院時に理解していただいた。

症例・・・ウサギ(ネザーランドドワーフ) 3か月齢 メス Bw434g  ココ

 

 

 

ココ1.jpg

 

 

 

現症・・・昨日の夜から突然、首が右側に傾いてしまう。動こうとするとぐるぐる回ってしまう。

     よく見ると目も揺れている  食欲は普通にある

上記の主訴でF市からKさんが来院しました。外耳疾患を除外するためにレントゲンを撮りました。  

 

 

症例・・・セキセイインコ メス 7歳5か月齢  多数羽飼育  ミズキ

プロフィール・・・2歳時 右前腕骨折 外固定で治療:治癒

          3歳時 卵管炎? 1年を通して過発情あり

          7歳時 腹部膨満 エコー検査で複数シストと腹水の存在確認

                      レントゲン検査: 多発性過骨症、服壁の石灰沈着、卵巣,卵管 

                                  腫大? 腹水 肝臓腫大 

現症・・・4ヶ月前から腹壁穿刺で腹水除去:初回時は2.2ccだったが、ここ1か月は5~7日毎に8~11 cc除去 している。腹水を抜くと、動きが軽快になる。 今日もまた貯留してきたので、除去希望。食欲元気あり。

 

 

症例: MIX(コーギー×スピッツ) 10歳齢 オス Bw11・5kg ノワ

プロフィール: H20.4月頃から、排便困難で他院に受診。

         会陰ヘルニアによる直腸憩室と言われた。手術は難しいのでできないといわれ、

   その後、9か月間、軽い鎮静下で数十回、糞便の掻き出しを行っていた。1月に入り、自分では出せなくなり、5~6日毎に排便処置を行っている。何とか治癒させたくて、当院に連絡後、来院した。

現症: 一般状態は良好。

  右側会陰部にヘルニアが見られ、ヘルニア内容は直腸憩室で、憩室内に固くなった多量の糞便が貯留している。

レントゲン検査: 会陰ヘルニア内容は糞便が貯留した直腸で、膀胱、前立腺は正常位置。

           巨大結腸は認められない。

血液検査: 全項目で正常範囲内。

治療: 外科的整復術(内閉鎖筋転位術によるヘルニア修復)

 オーナーのMさんはすぐにでも手術をお願いしたいとのことで、明日手術をする予定を組み、

 初診日から入院となりました。

 

ノア1.jpg ノア2.jpg

症例・・・ロングコートチワワ オス 5歳齢 Bw2.05kg  ハル

主訴・・・2~3日前から食欲、元気低下している。右側頸部が腫れている。

血液検査・・・白血球数22500↗  その他の項目は正常範囲

触診で、確かに右下顎から頸部が腫れています。リンパ節の可能性が強かったので、FNA検査(針生検)を行いました。なぜなら、リンパ腫の鑑別をしなければなりません。

 

 

ポメラニアンのオレオが昨年の11月18日に実施した骨折手術の検診に来院しました。

 

症例・・・ポメラニアン 6か月齢 メス Bw2.16kg  オレオ

主訴・・・昨夜、ソファーから落ちて、直後から前肢を着けない、触ると痛がる

レントゲン検査・・・右前腕骨(橈骨、尺骨)の遠位骨折

治療・・・外科的整復術(プレーティング固定)

 ❉ トイ腫の犬の前腕骨折の固定には最も小さいミニプレートが必要になります。

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